ポジティブ思考でうまくいく人といかない人の違い

こんにちは。
心理セラピストの
大野貴之です。


コーチングに興味を持って下さる方の中には、自己啓発が好きな方が多いような気がしています。


そして自己啓発の本などを読むとほぼ間違いなく出てくるのが「ポジティブ思考」。
 

  • 何事もあなたの捉え方次第
  • 物事の「ある」を見て前向きに考えよう


ちょっと雑ですが、概ねそういったことが書かれていますよね。


しかし、実は僕自身もそうだったんですが、この「ポジティブ思考」を意識することで、逆にどんどん苦しくなってしまうことってないでしょうか?


そこで今日は『ポジティブ思考でうまくいく人といかない人の違い』というテーマでお話ししてみようと思います。


ポジティブに考えようとがんばってるのにどうしてもネガティブになってしまう人はぜひ参考にしてください。

無理なポジティブ思考はネガティブに繋がる

まずはじめに断っておきますが、僕はポジティブ思考がダメだというつもりはありません。


同じ出来事でも前向きに捉えてチャンスに変えられる人と悪いように捉えて落ち込む人とでは、人生の幸福度は大きく違ってくると思いますしね。


ただ、僕が言いたいのは「“無理な”ポジティブ思考はかえってネガティブ思考を生み出す」ということです。


では「”無理な”ポジティブ思考」とはいったいどんな状態なんでしょう?


僕が言う無理なポジティブ思考とは、「何が何でもポジティブ思考でいよう(=ネガティブ思考はいけないことだ)」と考えている状態です。


ポジティブ思考を目指すあまりにこういった状態になってる人、けっこう多いと思います。


でも元々めちゃくちゃポジティブな人でない限り、ネガティブ思考を0にするのは非常に困難。


結果的に、
 

「ポジティブ思考でいないと」

「ネガティブ思考になってしまった」

「やっぱり私はダメだ…」


と、かえってネガティブ思考に陥ってしまうケースが非常に多いんです。

違いはポジティブを求めるかネガティブを排除するか

ではうまくいく人はどんな風に考えているんでしょう?


実はポジティブ思考でうまくいく人は、ポジティブ思考でいようと思うだけでネガティブ思考がいけないとは思っていません


つまり、ポジティブ思考でうまくいく人といかない人の違いは、「ポジティブに考えよう」と思うか「ネガティブに考えないようにしよう」と思うかの違いなんです。


一見すると、同じ意味のようにも思えますが、ネガティブを心の中から排除しようとしているどうかがポイント。


人の心には何か特定の気持ちを排除しようとすればするほど、かえってその気持ちが大きくなってしまう特性があります。


ですので、ネガティブを心の中から排除しようとするのではなく、ポジティブを増やすことを意識するのが大事なんです。


ちなみにこの特性は他の気持ちでも同じことが言えます。


例えば緊張しやすいという人は、おそらく「緊張してはいけない」と心の中から必死に緊張を排除しようとしているはず。


そうではなく、「緊張してもいい」とか「むしろもっと緊張しろ」と考えた方が逆に緊張が和らいだりします。


緊張しやすい人は一度お試しあれ。

何をするにも自分を追い込まないこと

ネガティブ思考になりやすい人は、真面目で自分に厳しい人が多いです。


そういう人は「〇〇するとうまくいく」なんて聞くと、「〇〇しないといけない」と間違った変換をしちゃうんですよね


なので、ネガティブ思考になりやすい人は、まずは何をするにも自分を追い込まないことを意識してみて下さい。


そして、ポジティブは良い/ネガティブは悪いといった二項対立の考え方から抜け出しましょう


そうやって心にゆとりを作ることが、自然とポジティブ思考を生み出してくれるはずですよ。


ちなみに僕のライフチェンジセラピーでは、ネガティブ思考やネガティブな感情も大切に扱い、そこからあなたの本心にアクセスしていきます。


初めての方は体験セッションを受付中ですので、興味のある方は一度覗いてみてくださいね。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。