「安心感」を求めてはいけない?自分を変えたい人がハマる大きな心理の罠

おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。


世の中の多くのカウンセラーが、共通して発信しているメッセージ。


その一つに「安心感の重要性」があると思います。


あなたも一度は、「まずは安心感を手に入れましょう」みたいなメッセージを見たことがあるのではないでしょうか?


特に、いつも自分に厳しく誰かに頼ることもできずに人生を生き急いでいるような方にとって、「安心感」を手に入れることは非常に重要な課題ですよね。


でも実は……


この「安心感」を求め過ぎてしまうと、かえって人生の変化を妨げる『大きな落とし穴』にハマってしまう


ということをご存知でしょうか?


今日は、この「安心感」の本当の意味と、多くの人が陥りがちな罠について、丁寧に解説していきますね。

「安心感」に潜む最大の誤解とは?

まずはじめに、多くの方がしている最大の誤解があります。


それは「安心感とは選ばれた人(メンタルが強い人)だけが感じる特別なものだ」という誤解です。


これ、ある意味ではその通りなのですが、本当のところは「大きな間違い」なんです。


というのも、僕たち人間は誰もが、


「現状」に対して安心感を感じ、「変化」に対して不快感を感じる生き物


だからです。


つまり、あなたはもう既に、しっかりと「安心感」を持っているんです。


「……え??どういうこと??」と、頭にハテナが浮かんでいる方も多いと思いますので、詳しく解説していきますね。


例えば、自分に自信がないと悩む人の場合。


この人は、「自信がない」「控えめでいる」という”いつもの状態(現状)”に安心感を感じます


そして逆に、「自信を持って堂々と振る舞う」といった”新しい状態(変化)”に、違和感や不快感を感じるんです


自分に厳しすぎると悩む方も同じです。


「常に忙しく動いて自分に厳しくする」ことに安心し、「のんびりして自分に優しくする」ことに不快感を感じてしまいます。


要するに、「生きづらさ」とは何かをあえて大胆に定義してしまうと、


“不幸な状態”に安心感を感じ、”幸せな状態”に違和感を感じてしまうこと


こう言えるんです。

なぜ「不幸な状態」が安心になってしまうのか

ですから、世の中でよく言われる「安心感を感じましょう」という言葉の本当の意味は、「今のまま安心しましょう」ではありません。


“幸せな状態”でも、安心感を感じられるようになりましょうという意味なんです。


このメカニズムを知らないまま、やみくもに「自分が安心する方向」へ進み続けるとどうなるか。


頑張っても頑張っても、「不幸な現状を維持する(もしくは悪化させる)」という結果になりやすいんです。


では、どうして「不幸な状態に安心感を感じる」なんて、おかしな状態になってしまうのでしょうか?


それは、僕が普段から悩みの根本原因だと言っている『ビリーフ』の影響です。


『ビリーフ』とは、「人が意識的・無意識的に”正しい”と信じているもの」のこと。


つまり、子どもの頃の環境や経験から、本来であれば不幸なはずの辛い状態を、「これが正しい生き方だ(こうしないと生きていけない)」と学習してしまったということなんですね。


新しいことを始めようとしても「別に今のままでも問題なくない?」と感じてしまうのは、これが理由です。

勇気を出して「違和感のある方向」へ進もう

あなたが本当に幸せになるためには、どうすればいいのか。


答えは一つです。


今は違和感や不快感を感じる方へ、勇気を出して進む』(なぜなら、その方向にこそ「本当の幸せ」があるから)


これが、多くの方が知らない「安心感の落とし穴」です。


まずは今日、この事実に気づけただけでも「大きな一歩」だと思ってくださいね。


違和感や怖さを感じた時は、「あ、私は今、幸せな方向へ進もうとしているんだな」と自分を褒めてあげましょう。


今日は心理学の核心に迫るような少し深い内容になってしまいましたが、人生を変える上で非常に重要なことをお話ししました。


ぜひ、何度か読み返して、自分の中に落とし込んでみてくださいね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


心理セラピスト おおのたかゆき