おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
「あなたはどう思いますか?」
「あなたはどうしたいですか?」
誰かから不意にこう聞かれると、途端に頭が真っ白になって、言葉に詰まってしまう……。
そんな風に「自分の意見がわからない」という悩みを、実は僕自身も、30年近くずっと抱えてきました。
同じような悩みを抱えている読者の方も、決して少なくないのではないかと思います。
でも、こういった時、僕たちの心の中ではいったい何が起きているのでしょうか?
自分の意見がわからないのは「正解」を探しているから

結論から先に言うと、そこにはある共通の『誤解』があります。
それは――
『自分の中に正解はないと思い込んでいる』
という誤解です。
どういうことか、順を追って説明しますね。
僕自身もずっとそうだったのですが、「自分の意見がわからない」人は、他人から意見を求められた時に、
『どう答えたらいいかわからない』
という感覚になります。
でも、この感覚がもうすでに不自然なものだと、あなたはおわかりでしょうか?
なぜなら、「どう答えたらいいか」と思うということは、心の中で「どこかに正解と不正解がある」と思っている証拠だからです。
もっと言うと、「その正解は自分の中にはない(自分には決める権利がない)」と、無意識に信じ込んでしまっているということでもあります。
もし、何をどう答えるかは「自分が自由に決めていい」と思えているのなら。
「どう答えようかな?」と迷うことはあっても、「どう答えたらいい(正解は何だ)?」と苦しくなることはないはずですよね。
本当はどこにも正解なんてなく、何が正解かは自分で決めていいはずなんです。
でも、正解は自分以外の誰かが決めるものだと思っているから、
『どう答えていいかわからない(=自分の意見が消える)』
という現象が起きてしまうんですね。
なぜ「正解は他人が持っている」と思い込んだのか

では、どうしてそんな風に思ってしまうようになったのでしょうか?
原因はとてもシンプルです。
それは、子どもの頃に『自分で決めさせてもらえなかったから』です。
例えば、こんな環境で育ってきませんでしたか?
- 親が過保護や過干渉で、何でも先回りして決められてしまった。
- 親の言うことが絶対で、自分で決めたり意見を言う権利がなかった。
こうした環境で育ったことで、
『正解は自分ではなく、親(他人)が決めるものだ』
というビリーフが、無意識の奥深くに作られてしまったんですね。
正解は「あなた自身」が決めていい

だからこそ、もしあなたも「自分の意見がわからない」と悩むことがあるのなら。
どうか、この事実を何度も思い出してほしいんです。
『正解は他の誰でもない、自分自身が決めていい』
特に、あなたの意見や感じたことは、あなただけのものです。
他の誰かが、それに対して「間違いだ」なんて言う筋合いは、最初から一ミリもないんですよ。
「どうしたいかは、自分が決めていい」
この当たり前で、とても大切なことを、どうか忘れないでくださいね。
少しずつで大丈夫です。あなたの心の声を、あなた自身が一番大切にしてあげましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき


