おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
「自分を苦しめる『ビリーフ(無意識の思い込み)』があることはよくわかりました。
でも、どうしてわざわざ不幸になるような思い込みを作ってしまうんでしょうか?
誰だって幸せになりたいはずなのに、不思議でなりません……」
確かに、至極真っ当な疑問ですよね。
僕たち人間も動物であり生物なので、本来なら「生存本能」によって自分を苦しめるなんてしないはず……。
にもかかわらず、なぜわざわざ自分を苦しめるようなルールを作ってしまうのでしょうか?
実は、そこには「生存本能」ゆえの、ある切ない理由があります。
不幸になるのは「生き延びるため」だった?

結論から言うと、どうしてそんな思い込みを作ってしまうのかというと、
『不幸になることが、生き延びるためには必要だと学習してしまったから』
なんですね。
「不幸になることが必要」だなんて、一体どんな状況でそんな無茶苦茶な学習をしてしまうのでしょうか。
そこには、あなたがまだ「子ども」だったことが大きく関係しています。
幼い子どもにとって、親は「神様」であり、家庭こそが「世界のすべて」です。
さらに、小さい子どもは親に捨てられたら1人では絶対に生きていけませんよね。
つまり、親に嫌われたり、家庭から追い出されることは、子どもにとっては「死」に直結する問題なんです。
そのため、生存本能的にも「親に嫌われないこと」「親から見捨てられないこと」が、生きるための「最優先事項」になります。
親を愛するからこそ作った「悲しい思い込み」

そういった前提で、もし小さな子どもがこんな環境に置かれたらどうなるでしょうか?
- 親がいつも不幸に耐えて、楽しむことを我慢していた
- 病気や家庭の事情などで、親がとても「かわいそう」だった
お母さんに嫌われないためにも、お母さんを助けるためにも、自分もこの家族の一員でいるためにも……
『自分だけが楽しんだり幸せになってはいけない』
と、強く心に決めてしまっても不思議ではないんです。
一見、ビリーフというと「厳しい親から無理やり植え付けられたもの」というイメージが強いかもしれません。
でも実際は、『親を愛するがゆえに、自ら作った悲しい思い込み』であることも非常に多いんです。
過去の自分を労い「幸せになる許可」を出そう

もし、あなたも同じように、
「幸せになることに罪悪感がある」
「なぜか自分を苦しめる方を選んでしまう」
と悩んでいるのだとしたら。
どうか、大切な人のために自分を犠牲にすることを選んだ「当時の幼いあなた」に対して、こう労いの言葉をかけてあげてください。
「本当にこれまでよく頑張ったね。ありがとう」
そして、同時に、こんな言葉も優しく教えてあげてほしいです。
「もう、そのルールは必要ないんだよ」
「あなたが幸せになっても、お母さんは悲しまないよ」
「むしろ、あなたが幸せでいることが、大切な人たちの幸せになるんだよ」
愛ゆえに作ってしまった悲しいルールは、もう手放して大丈夫です。
今日からは、あなた自身の幸せのために生きていきましょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき


