おはようございます。
心理セラピストの
おおのたかゆきです。
僕は普段から、「感情を大切にしましょう」「感情をしっかり感じましょう」といった発信をすることが多いと思います。
ただ、こういった発信をしていると、時々こんな質問をいただくんです。
「私は普段はいつも言いたいことを我慢してるんですが、定期的に爆発してキレてしまうんです。
これって、感情をちゃんと感じられているってことになるんでしょうか?」
確かに、一気に感情を爆発させてキレると、しっかり感情を出せているようにも見えますよね。
果たしてこれは、感情を大切にしたり、感じられていると言えるのでしょうか?
キレるのは「感情を感じている」のとは違う

……残念ながら、答えは『真逆』なんです。
「普段は言いたいことを我慢している」とあるように、普段から感情を大切にできていないからこそ、溜まった感情が限界を迎えて「爆発」してしまいます。
これは、感情を感じられているというよりは、『感情に飲み込まれてしまっているだけ』なんですね。
実は、感情をしっかり感じられている人は、感情に飲まれたり、制御できなくなったりすることはありません。
そのため、自分の感情をちゃんと出せる人ほど、人に対して大声でキレたり、感情をぶつけたりすることはないんです。
本当に感情を出せたかどうかの「明確な基準」

じゃあ、「感情に飲まれる」のと、「感情を感じる」のは、一体何が違うのか?
実はそこには、とても明確な違いがあります。
それは――
『その感情を出した後に、スッキリするかどうか』
です。
感情が激しく爆発してキレた後は、ほとんどの場合で後味が悪かったり、自己嫌悪に陥ったりと、状況が悪化することの方が多いですよね。
ですが、人間が本来の感情を自然に表現できた(感じられた)時は、必ず独特の「スッキリ感」があるんです。
- 言いたいことをハッキリと言えて、スッキリした。
- 思い切り涙を流したら、心がすごくスッキリした。
あなたもこれまでに、こんな経験が何度かありませんか?
こういう時こそが、あなたが本当の意味で「感情を感じられた(表現できた)」瞬間なんです。
スッキリしない時は「本当の気持ち」を隠しているかも

逆に、出した後にスッキリしない、後味が悪い時は
『本来感じているものとは違う感情を出してしまっている可能性が高い』
です。
例えば、こんなことはありませんか?
- 本当は「寂しい・悲しい」のに、怒ってキレてしまった。
- 本当は「言いたいこと(怒り)」があるのに、我慢して泣いてしまった。
こういった時は、自分の本当の感情は抑えつけられたままになっているので、スッキリするどころか、逆にモヤモヤしたり、余計に落ち込んだりしてしまいます。
改めてお伝えしますが、感情を感じれば、本来はスッキリするものなんです。
そのためには、綺麗事ではなく「自分の本当の気持ち」を素直に表現してあげる必要があります。
- 感情を出した後に、スッキリ感はあるか?
- 今出しているのは、本当の気持ちだろうか?
自分を責めたり、感情の嵐に振り回されそうになった時は、ぜひこの2つを自分に優しく問いかけてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心理セラピスト おおのたかゆき


